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約1週間は揺れに注意 西村卓也准教授に聞く

2018年6月19日

 18日に起こった大阪府北部を震源とする震度6弱の地震について、京都大防災研究所地震予知研究センターの西村卓也准教授は「震源近くには地下にひずみがたまって活断層に地震が起こりやすい『ひずみ集中帯』があり、地震が発生しやすい場所。熊本地震のように大きな地震があった後にさらに大きな地震があった例もあるので、1週間ぐらいは注意を続けてほしい」と呼び掛ける。

 西村准教授は、国土地理院が全国1300カ所に設置している衛星利用測位システム(GPS)観測点「電子基準点」のデータを分析している。

 関西で影響が大きいのは「南海トラフから海洋性のプレートが大陸プレートの下に沈み込んでいる」現象で、普段は固着してひずみを蓄積しているが、ひずみが限界に近づくと急激にずれ、海溝型地震を起こす。

 今回は日本列島の東と西のプレートが押し合った内陸型地震で、「震源の近くにある有馬高槻活断層、生駒活断層、上町活断層に影響があった」とみられる。

 西村教授は「今回の地震によって南海トラフ巨大地震が起こりやすくなったとは考えにくいが、防災対策は続けてほしい」と強調する。