大阪ニュース

ガス供給停止で入浴支援 茨木の公園で陸自第3師団

2018年6月21日

 大阪府など近畿2府4県を管轄する陸上自衛隊第3師団(兵庫県伊丹市、田中重伸師団長)は20日、地震の災害派遣として、ガスの供給停止が続く茨木市内の若園公園で入浴支援を開始した。

大雨の中、入浴施設を設営する自衛隊員=20日、茨木市の若園公園

 同師団による入浴支援は、昨年7月の九州北部豪雨の災害派遣以来となる。第3後方支援連隊(伊丹市)などから隊員約40人が任務に当たった。

 激しい降雨の中、隊員が陸自の装備品である「野外入浴セット2型」を2組展開し、浴槽やテント、ボイラーなどを素早く設営していった。

 入浴支援は茨木市がホームページ上で告知。公園地下貯水槽の水を活用し、1時間当たり約70人が入浴できる。公園に参集した隊員から入浴支援を聞いたという、地元住民の田路英彦さん(78)は「ライフラインはガスのみ止まっているので、こうした支援は大変ありがたい。身近な公園で入浴できるのも貴重な体験」と話し、興味深そうに設営作業を見守っていた。

 入浴時間は午後1時〜同9時(配慮が必要な人は正午〜午後1時)。期間は30日頃までで、撤収はガスが復旧し入浴者がほとんどなくなった時点としている。