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夏休みはナイトズー 8月11日から天王寺動物園

2018年7月1日

 大阪市天王寺区の天王寺動物園は、開園時間を午後9時まで延長する「ナイトZOO(ズー)」を8月11日から実施する。春、夏、秋と各シーズンに実施する人気企画で、触れ合い体験など動物イベントが盛りだくさん。夏場は日中の暑さが和らぐ絶好の観察タイムでもあり、担当者は「夜の動物を身近に感じてほしい」と呼び掛けている。

都会の夜景と夜の動物が楽しめる天王寺動物園のナイトズー

 ナイトズーは、当時の橋下徹市長の旗振りで2015年夏から実施。夏場は暑さのためどうしても客足が遠のくが、3回目となる昨夏もイベント期間中の来園者数で最も多い日は約1万7千人を記録。これは春の行楽シーズンに匹敵する数字で、高い集客力を誇る。

 天王寺動物公園事務所管理課の中井康成課長代理は「これだけの規模の動物園が都会の真ん中で駅からも近くにあるのが大きい。夜でも気軽に足は運んでいただけている」と分析する。

 立地条件と相まって魅力になっているのが夜ならではの抜群のロケーション。ライオンやキリンがいるアフリカサバンナゾーンの背景には超高層のあべのハルカスが美しく輝き、「日中にはない幻想的な雰囲気が楽しめる一番の人気スポット」という。

 今夏のテーマは「夏祭り」。さまざまな国や地域の動物がいる動物園だからこそできる「多国籍なお祭り」をイメージし、園内では子どもらが楽しめる露店の設置などを検討している。

 動物イベントでは、2000年に亡くなったゾウ「ユリ子」の骨格標本を間近に観察できるゾウ舎見学ツアーを初開催。好評の「ごはんタイム」ではエジプトルーセットオオコウモリが登場、シバヤギの園内散歩やテンジクネズミの“なでなでタイム”を予定している。

 中井さんは「教育普及活動も動物園の大きな使命であり、多くの人が動物に関心を持ち理解を深めることができるように工夫していきたい」と話していた。

ミニクリップ

 夏のナイトZOO 8月11〜14日と18、19日の計6日間で、開園時間は午後9時まで。通常の開園時間(午前9時半〜午後5時)から引き続き楽しめる。事前申し込み不要。入園料は大人500円、小中学生200円、未就学児無料。大阪市内在住、在学の小中学生と市内在住の65歳以上は無料。