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「被災者に元気届いた」 本田選手W杯終え帰郷

2018年7月7日

 開会中のサッカーW杯ロシア大会で活躍し、帰国した日本代表FW本田圭佑選手(32)=パチューカ所属=が6日、大阪府庁に松井一郎知事と吉村洋文大阪市長を表敬訪問した。初戦は大阪府北部地震発生直後だっただけに、「被災された方にも勇気と元気を届けられたのかな」とあいさつした。

松井知事(右)にサイン入りユニホームと、日本代表チームを代表して大阪府北部地震への義援金を届けた本田選手(中央)=6日、府庁

 本田選手は摂津市出身。府が誘致を進めている2025年国際博覧会(万博)の「スペシャルサポーター」も務めている。

 冒頭で松井知事は「地震で落ち込んでいる人たちも勇気づけられた。ありがとうの一言だ」とねぎらった。応じた本田選手は、背番号「4」のサイン入りユニホームと選手団によるチャリティーで集まった義援金を贈った。

 一方、万博誘致を巡り、本田選手が「名前を貸すだけでなく、実現に向けて貢献したい」と約束。松井知事は「人脈を通じて大阪万博の可能性と魅力を伝えてほしい」と要望した。会談では、本田選手がイタリア在籍時にミラノ万博を訪れたエピソードも出たという。

 同席した吉村市長は、日本選手の活躍に沸いて大阪・ミナミの道頓堀川へ飛び込む若者の話題に触れ、「本田選手からも控えるよう言ってほしい」と求め、本田選手が苦笑する一幕もあった。

 日本は1次リーグを突破したものの、決勝トーナメント1回戦でベルギーに2−3で逆転負け。史上初の8強入りを逃した。本田選手は3試合に出場し、自身3大会連続となるゴールも決めた。