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イベント中止や延期 大雨影響、交通網に乱れ

2018年7月8日

 西日本を中心とした記録的な大雨は7日も降り続き、大阪府内にも影響を与えた。公共交通機関では、JRの在来線が各線で運休や区間運休を継続してダイヤは終日乱れたほか、高速道路や国道も通行止めの規制が行われた。このため、各地で予定されていたイベントなども中止や延期が相次いだ。

 大阪管区気象台と府では、午前11時55分現在で府北部を中心に豊中市、池田市、高槻市、枚方市、茨木市、箕面市、寝屋川市、豊能町、能勢町など7市2町に土砂災害警戒情報を発表。府のまとめでは、正午現在で約13万8千人を対象に避難指示・勧告を出して注意を呼び掛けた。

 被害は正午現在で能勢町山辺の国道173号で、路面が崩壊して全面通行止めとなったほか、崖崩れ67カ所、道路の冠水68件など。住宅被害では能勢町で床上浸水4棟、堺市や吹田市で床下浸水23棟、高槻市で全壊1棟など。

 雨は日中、小康状態になったが、高速道路の通行止めなど規制の影響で、大阪から各地に向かうバス路線も始発から運休が相次いだ。

 交通網の乱れもあり、予定されていたイベントなども相次いで中止や延期に。このうち、大阪市の天神祭を盛り上げる「天神祭ギャルみこし」の担ぎ手の面接選考会は中止。主催する天神橋筋商店会によると、約150人の応募があり、書類審査だけで80人を選ぶことにした。

 面接選考会では、両端に俵をつるした重さ計70キロのてんびん棒を担ぐ体力審査を予定していたが、担当者は「こんなことは初めてだ。体力の見極めが難しいが書類で判断したい」と話した。