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命の尊さ 思い込め 相愛大がイメージソング

2018年7月11日

 店頭には魚や肉の切り身が並び、調理済みの総菜も豊富な現代。食生活がますます便利になる半面、「動物や植物の命をいただいている」という実感は持ちにくくなっている。相愛大人間発達学部発達栄養学科(大阪市住之江区)は、「命」をテーマにした食育に着目。生命の尊さと感謝の気持ちをコンセプトにイメージソングを制作した。幼稚園や小学校、地域のイベントなどで活用され、大きな話題になっている。

作曲を担当した音楽学科創作演奏専攻4回生の佐藤羽香さん(左)と、作詞を担当した人間発達学科発達栄養学科2回生の塩見京香さん

 イメージソングの曲名は「いただきます!ごちそうさま!」。制作は2017年6月にスタートした。作詞・作曲ともに公募で選ばれた学生が担当し、相愛中学・高校の生徒たちが歌った。

 音楽教育に定評がある相愛らしく、レコーディングも学内のスタジオで実施。今年3月にCDが完成した。

 浄土真宗の「み教え」を建学の精神とする同校。本山の西本願寺が提唱する「食事のことば」と、学科の教育方針が一致したことから今回の取り組みが実現し、「食べることは命をいただくこと。それを子どもたちに伝えたい」という学生たちの願いが形になった。

 幼児や小学生が聴くのを意識し、歌詞では「♪お魚さんを見てごらん、ひらひらゆらゆら泳いでいるよ」など、生き物本来の姿を分かりやすく表現。子どもが歌いやすいメロディーと声域にも配慮した。

 問い合わせは電話06(6612)5903、同広報・情報センター事務室。