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夏告げる生国魂祭 12日に本宮、500人渡御列

2018年7月12日

 “いくたまさん”の呼び名で親しまれる生国魂神社(大阪市天王寺区、中山幸彦宮司)の伝統の夏祭り「生国魂祭」が11日、宵宮で幕を開けた。厳しい暑さの中、豊臣秀吉奉納の枕太鼓やみこし、獅子舞の一行が同区と中央区にまたがる氏地をにぎやかに巡行し、夏祭りの到来を告げて回った。

元気よく宮出する「いくたま子供獅子」=11日、大阪市天王寺区の生国魂神社参道

 生国魂祭は朝の宵宮祭で幕開けし、各奉仕者はおはらいを受けた後、威勢のいい掛け声とともに次々と宮出した。宮入り後の夕刻には、多くの参拝者が見守る中で各奉仕者が勇壮なお練りを披露して、境内に熱気を呼び込んだ。

 祭り副総括の沖高明さん(79)は「大雨の影響で太鼓の練習に支障があったが、奉仕者が調整に努めて本番を迎えた。今年も熱中症などに注意して、万全の体制でいい夏祭りにしたい」と話した。

 本宮の12日は、午前10時から陸渡御の一行が境内を出発。同神社元来の鎮座地である大阪城を目指して500人以上からなる壮大な渡御列が練り歩く。