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吉本が「大阪もんのうた」 地域盛り上げに拡散へ

2018年7月12日

 吉本興業大阪本社は大阪の商店街を統括する市商店会総連盟と組んで、大阪の子どもなら誰でも知っている手遊び歌「大阪うまいもんのうた」をモチーフにした即興大阪ソング「大阪もんのうた」をリメークした。ギャグを織り交ぜながら、ターミナルや商店街で流すほか、ネットで動画付き配信を実施する。

大阪24区住みます芸人と共に「大阪もんのうた」完成をPRする(前列左から)テンダラー、酒井、坂田、間ら=大阪市中央区のイエスシアター

 メーンで歌うのは吉本新喜劇の酒井藍座長(31)で、坂田利夫(76)や間寛平(68)らも参加。原曲の歌詞はあるが、ラップ風に自分の身近な大阪らしい物を取り込んでドンドン広げていくのが特徴。すでに桂文枝や西川きよし、今くるよの重鎮クラスから、千鳥やゆりやんレトリィバァら人気者、さらに新喜劇の清水啓之や信濃岳夫らが収録を終えており、順次ネット配信で登場する予定だ。

 お笑いコンビ、テンダラーは「大阪に昨年訪れた外国人観光客は既に1千万人を突破、都市としての増加率は世界一。来年はG20サミット首脳会議が大阪で開催され、今秋には25年万博の開催地も決まる。皆で盛り上げる絶好のチャンス」と背景を説明。

 同社が市内24区すべてに配置している「地元に住みます芸人」も全員集合。商店街の代表も参加し、「まず耳に残るフレーズを皆に思い出してもらい、それぞれオリジナルな歌詞のバージョンを作って、地元で流して」と同時多発の活動を幅広く目指す。

 ビジネスチャンスに目ざとい同社だが、今回の「大阪もんのうた」をCD化して発売する予定は今のところなく、「あくまで大阪をもっと元気に!大阪から日本を盛り上げよう、という思い」と損得抜きの取り組みを強調。