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平成最後の「おせち料理」 高島屋大阪店がお披露目

2018年9月13日

 高島屋大阪店(大阪市中央区)は12日、2019年のおせち料理をお披露目した。「鉄腕アトム」などで知られる漫画家、手塚治虫生誕90年にちなんだ内容や、高齢者から子どもまで家族そろって食べられる健康メニューなどを提案。“平成最後”を迎える正月でもあり、節目の食卓を彩るおせち料理商戦が幕を開ける。

手塚治虫生誕90年を記念したおせち料理。色とりどりの内容で食卓を彩る=12日、大阪市中央区

 女性の社会進出や核家族化を背景に、おせち料理の販売は00年ごろから年々好調。高島屋での18年正月向けの売り上げは、17年に比べて9%増加。19年正月は前年の3%増を目指す。

 同市内で行われたお披露目会には、漫画キャラクターの鉄腕アトムが登場してPR。アトムの顔が焼き付けされたかまぼこや、漫画「ブラックジャック」の髪の色をモチーフにした2色の豚肉のごま風味焼きなど、手塚作品に登場するキャラクターにちなんだメニューが、オリジナルイラストの重箱に詰まっている。

 高齢者向けには、そしゃく機能低下に合わせて食材をすりつぶしてからムースにしたおせち料理もある。かまなくてもとろけるほどの柔らかさだが、しっかりした味付けに仕上げた。

 バイヤーの福岡弘二次長は「おせち料理を囲んで、家族の絆を強めてもらえたら」とアピール。店頭予約は25日から。インターネットを含めると1100種類から選べる。

 在阪各百貨店は、今月中旬以降に本格的におせち料理の予約受け付けをスタートすることにしている。