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災害多発時代に備えを 関西大の河田センター長講演

2018年10月11日

 関西大の河田惠昭・社会安全研究センター長が9日、大阪市北区のホテルで講演し、「災害多発時代」の課題を指摘した。災害に対する都市の脆弱(ぜいじゃく)性について「都市の基礎体力が落ちている」と警鐘を鳴らした。

自然災害について語る河田氏=9日、大阪市北区

 脆弱性の要因として、河田氏は「急激な都市化と不適切な土地利用マネジメント」「過度な人口と人口密度」「自然環境との不調和」「社会インフラや公共サービスへの過度の依存」などを列挙した。

 6月の大阪府北部地震をはじめ、7月の西日本豪雨、9月の台風21号と北海道地震を引き合いに災害多発時代への備えも力説。「自分から必要な知識を取りに行く」「自分一人では安全に生きていけない。隣近所で助け合う」ことを強調した。

 河田氏は「災害リスクに目覚めよ “想定外”に備えるために」と題して、共同通信社きさらぎ会10月例会で講演した。