大阪ニュース

LGBT 働きやすさ追求 社員と企業、双方の幸せへ

2018年10月13日

 ネットサイト運営会社「リアズ」(大阪市淀川区)は、性的少数者(LGBT)がより働きやすい企業の在り方を広めていこうと取り組みを進めている。情報共有会を開いたりしながら当事者の声を発信。個々の状態について理解を深め、違いを認め合っていくと、それぞれの力が発揮されやすくなるのを伝えている。

LGBTについて紹介した勉強会

 同社は、企業風土として「お互いを知る」ためのコミュニケーションを重視。LGBTについても、社員がより正確な知識の下で対話できるよう勉強会を開いたりしている。

 9月には、取り組みを広めていこうと、情報共有会を社外の参加者も募って実施。ゲイを公表している20代社員の2人が登壇し、自身の体験に基づいて対話のポイントを紹介した。

 嫌だった言葉としては「いつか普通に女性を好きになれるのでは」との声掛けを挙げ、「自分が男で、男を好きな今を普通じゃないとは一度も思ったことがない」と説明。ゲイを公表後、自分を偽らずに働けるようになった利点も示した。

 同社にとっては、LGBTの働きやすさを促した結果、ゲイ向けのコミュニケーションアプリの運営が展開されたり、新たな人材の採用につながったりしている。多様性が業績に反映された格好だ。

 釜野智史役員は「自分自身をオープンにして働ける社会にしていけば、本来の能力が伸び伸びと発揮され、本人にとっても企業にとっても幸せにつながる」と取り組みの意義を示している。


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