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森友スクープの舞台裏 本紙相澤記者が著書刊行

2018年12月13日

 大阪日日新聞の相澤冬樹論説委員・記者(56)が13日、著書『安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由(わけ)』(文芸春秋)を刊行した。8月末にNHKを退職した理由と経緯を克明に記し、退路を断って新日本海新聞社に移籍した決意をつづっている。

 本書は、森友報道は「忖度(そんたく)」で始まった▽背任の実態に迫る特ダネに報道局長激怒▽「口裏合わせ」の特ダネに圧力再び▽NHKから大阪日日新聞へ−などで構成。

 森友学園の籠池泰典前理事長ら事件のキーマンの懐に飛び込み、信頼を得た秘策の取材方法も紹介。巻頭に「記者の仕事を続けるため、森友事件の取材を続けるため、私はNHKを辞めて大阪日日新聞に移った」と記している。

 著者は現在、大阪日日新聞と日本海新聞(鳥取市)でコラム「野分」をはじめ、大阪の酒場を巡る「酒と肴(さかな)と男と女」を連載している。