美身伝心

ダイエットを始める前に大切なこと(6)

2017年2月3日

食べ物編(1)

糖の代謝を促すおにぎり

 ダイエットをする前に、食事を制限する前に、まずするべきことのお話しが続きましたが、皆さんはその後いかがですか? 実践してくださった方の中には既にこの段階でサイズダウンしたというご報告もいただいています。

 私のスクールの生徒さんでも食事を減らしている訳ではないのに体重が減ったと報告してくれる方もいらっしゃいますし、湯船で温まる習慣をプラスしただけで、1カ月で3キロダウンのつわものもいます。カラダを冷やさないだけで、血流は循環、ホルモンバランスも整ってくるんですね。そうすると、睡眠、便通、メンタルのお悩みも解消されてくると思います。

 さてここまできたので、いよいよ食べ物編へと突入したいと思いますが、皆さん調味料はどんなものをお使いですか? 脇役に思われがちですが、毎日使うものです。侮れません。

 そして今、もし食べても食べても満たされないのであれば、まずはおだしを見直してみるといいかもしれません。昆布やカツオ、イリコでもいいですね。いい素材のものでしっかりとったおだしには栄養がありますし、栄養があるものはココロまでしっかり満たしてくれるので満足度が高いです。

 スイーツはココロの栄養だとよく言われますが、白砂糖のお菓子をいくら食べても欲しくなってしまうのは栄養がないからでもあります。欧米ではエンプティカロリーと言って、カロリーばかりで中身がない空っぽの食べ物のことをそう呼び、白砂糖のスイーツは栄養泥棒とも呼ばれています。

 なぜでしょう? それは白砂糖をカラダの中で分解するのに、ビタミンB1が必要なのですが、ビタミンB1はカラダの代謝を促すダイエットには欠かせない栄養素です。白砂糖を分解するために大量にビタミンB1を消費してしまうのです。つまり甘いお菓子を食べれば食べるほど、糖を分解するビタミンB1不足で代謝は落ち、ますます太りやすくなる悪循環に入るのです。

 ではビタミンB1の代表格とは何でしょうか? 豚肉が有名ですが、ノリにもしっかりあります。おにぎりをノリで巻いて食べる日本人独自の食べ方は、糖の代謝を促す、とても理にかなった食べ方なんですね。

 しっかりとったおだしとノリを巻いたおにぎりを食べることで満足感が得られれば、おやつがやめられない症候群から脱出できるかもしれません。ダイエットに必要なのは制限ではなくて、カラダに必要なもので自分自身を満足させてあげることなのです。

 (三宮校 松原立恵)