美身伝心

シューマイスターが考えるカラダの使い方(1)

2018年2月16日
正しい姿勢は伸筋と屈筋の支え合いが大切

 今回からは、シューマイスターの立場からカラダの使い方について書いていきたいと思います。

 皆さんは、なんとなくでも筋肉のことはご存じだと思います。骨の周りにあるもので、ダイエットするには筋トレが必要。筋トレするといつまでも若々しい。筋肉を使わないと老化する、などなど。何かしら筋肉にアプローチをかけることが健康の秘訣(ひけつ)であることはご存じだと思います。

 その中でも筋肉は大きく分けて、伸筋と屈筋の二つがあります。上半身でいうと背中側の筋肉が伸筋、おなか側の筋肉が屈筋なのですが、例えば「背筋を伸ばしなさい」と言われ、引っ張って起こそうとする筋肉が伸筋になります。テントの柱を立てるとき、ロープで引っ張り、地面で固定するときのような感じです。

 このような状態だと前と後ろの筋肉は緊張したまま。すると全身に大きなストレスがかかり、肩こり、首こり、腰痛などさまざまな弊害や障害が起こってしまいます。

 しかし、引っ張り合いではなく、人を立たせることはできます。それは支え合いです。旗を立てるポールスタンドのように前と後ろから支えあっていれば、伸筋と屈筋はゆるんだ状態になり、負担なくカラダを使うことができます。

 正しい姿勢とは、緊張してつらい姿勢だと考える人が多いですが、正しい姿勢とは実はいつまでも立っていられる、どこにも過度な緊張のないことを言います。

 その環境をつくるのが、実は足裏なのです。次回は足裏についてお話したいと思います。

 (三宮校 松原立恵)