美身伝心

モデルじゃなくても ファッションショーに出たら 違う人生が見えてくる?!

2018年3月23日
ファッションショーの体験が日常を豊かにしてくれる

 ちょっと意外かもしれませんが、今はファッションショーの舞台に立つことは、身近なことになりつつあります。プロモデルだけのものだったランウェイは、今や一般に広く開かれて、老若男女がそこに立って輝くための「装置」になっています。規模や内容の多少の違いは置いておくとして、もはや「ショーに出る」ことだけを考えれば、プロモデルにならない方がチャンスが多いのでは、と思うほど。

 先日、埼玉県で高齢者参加型のファッションショー「ワンダフルエイジファッションショー」が開かれました。NPOが主催し、埼玉県や商業施設がバックアップした本格的なショーです。参加者は公募で集まった地域住民を含めた約20人。人生100年時代を自分らしく輝くためのファッションを発信しました。私は事前のウオーキングレッスンを担当しました。

 実は、このような地域活性化やアクティブシニアの活動推進のためのファッションショーというのは、大都市をはじめ地方でも開催されています。地域の伝統的な織物を紹介したり、今回のように自分の洋服をプロにコーディネートしてもらって、新たなオシャレを発見して披露したり、と内容はさまざま。モデルとして、ヘアメークを施され、本格的なステージに上がっていつもと違う視界を体験することは、見た目も心も、ガラリと変える楽しい興奮の経験。しかもその効果は、その後の生活にも影響します。

 モデル体験者は「楽しかった、また出たい!」と頬を紅潮させてうれしそうです。舞台に上がって、歩いて帰ってくる、ほんの1分にも満たない時間でも、人を大興奮させ心酔させる魅力(魔力?)があるのです。実は、私も大学生の頃に思い出づくりのつもりで出たショーがきっかけで、モデルになってしまいました。

 今回、越谷の皆さんも「ステージからの高い視界に興奮した。あんなに普段とテンションが変わるものなんですね」「一度に2人も女性をエスコートするなんてぜいたく、普段では絶対にないことを経験できてよかった」「堂々とカッコつけるの、気持ちいいです」とうれしそうに話していました。友達や家族が応援に来て、花束などを渡された方も多く、幸せそうな表情が印象的でした。

 長年生きてきても、知らなかった自分の感覚や感情、回りからの新たな評価、見た目の変化、それらを一度に楽しく味わえてしまうのがファッションショーの魅力。体験したらわかるしびれるような非日常は、日常もちょっと豊かにしてくれます。

 来る5月20日に神戸ファッションマートで開催されるセンスコレクション2018では、現在、出演モデルを大募集中です。新たな自分に出会えるチャンス、ちょっと挑戦してみませんか?

 詳細はセンコレWEBサイト(https://sen-se.com/sencolle/)。

(銀座校代表・彩希子)