大森均の釣れ釣れ草

潮干狩り好機到来!

2017年4月11日

春の大潮の日が最適

珍島の海割れ(韓国観光公社提供)

 この時期から5月いっぱいにかけては、潮干狩りに最適の季節。春は、潮の満ち引きが大きいため遠浅の海岸では、沖の方まで掘れる。また、長い時間、潮干狩りができるのでたくさん取れるという理屈だ。しかし、春ならいつでもというわけではなく、より干満の差が大きい大潮の日が適している。

 ▽珍島の潮干狩り

 『海が割れるのよ〜♪カムサハムニダ』

 天童よしみの歌に歌われている「珍島の海割れ」は、浅学非才の筆者には大潮の干潮時に呈する自然現象だけを表現していると思い込んでいたが、毎年100万人近い観光客が訪れるほどの巨大なお祭り行事となっており、その総称を指すことが正しいと解される。海割れの近くの特設野外劇場では、さまざまな民俗芸能が繰り広げられ、韓国版モーゼの奇跡を祝い、畏れ、また楽しんでいるらしい。

 珍島の潮干狩りもこの時期に行われる壮大なもので、にわかの記念撮影屋さんまで現れ、それが結構商売になるほどと聞くが、潮が満ちてくると大勢のおまわりさんが笛を吹いて岸に急いで上がるように促すという。

 ▽必ず砂抜きをしよう

 ゲットしたアサリをおいしくいただくために必ず砂抜きをしよう。水1リットルに塩30グラムの割合で疑似海水を作り、その中にアサリを入れて数時間静かで暗い場所に置いておくと砂だしが完了する。その際大切なことは、(1)水温が低いと砂を出しにくくなるので冷蔵庫に入れてはいけない(2)底の平らな入れ物に入れてなるべくアサリが重ならないようにする(3)塩水の量はアサリがすれすれに浸る程度にする。

 ▽潮干狩り場4選

 今年の近畿の潮干狩りの最適期間として、4月8日(土)〜13日(木)、25日(火)〜29日(土)、5月7日(日)〜13日(土)の間に出かければ、午後から潮が引き大漁は間違いない!

 ▽「赤穂唐船サンビーチ」(兵庫)

 JR赤穂線播州赤穂駅から車で15分、または神姫バス保養センター行き(市民病院経由)赤穂高校西下車、徒歩15分。期間中特定日のみ無料シャトルバス運行(要問い合わせ)。問い合わせは電話0791(42)2458、赤穂唐船サンビーチ。

 ▽「新舞子浜」(兵庫)

 山陽電気鉄道網干線山陽網干駅から神姫バス新舞子行きで10分、終点下車(1日3本のみ)。問い合わせは電話07932(2)0424、御津町新舞子観光協同組合。

 ▽「加太海岸」(和歌山)

 南海加太線加太駅から徒歩15分。問い合わせは電話0734(59)2573、加太潮干狩事務所

 ▽「和歌浦片男波海岸」(和歌山)

 JR紀勢線和歌山駅から和歌山バス新和歌浦行きで30分、不老橋下車、徒歩10分。問い合わせは電話073(444)0525、和歌川漁協

週末のイチオシ気配

 ■船(1)■泉佐野・大阪

 神戸沖に出る半夜でメバル急上昇。同魚18〜26センチ30〜50尾が竿頭。サオ3〜4メートル、ハリス0.8〜1号、メバル針8号、オモリ30号。要予約。▽海新丸=電話0724(69)2332

 ■船(2)■日の岬沖・和歌山

 イサギ上向き。同魚27〜38センチ50〜70尾が竿頭。平均30〜40尾期待できる。これから初夏まで釣れ続くのが例年のパターンで尻上がりによくなる見込み。▽共栄丸=電話0738(64)2975

 ■磯(1)■袋・和歌山

 ヤエンのアオリイカ好調。モムシでアオリイカ0.8〜3.0キロが2〜7ハイ。ヤエン釣りで今週末あたりは中紀から南紀にかけての磯で大型続出必至。完全予約制。▽かわばた渡船=電話0735(62)0052

 ■磯(2)■家島群島・兵庫

 西島、院下島、坊勢島などの各磯でチヌの良型が上昇気配。西島、坊勢島で同魚35〜50センチの2桁釣果も出る模様。フカセ釣りで磯際の急深のポイントを選び、辛抱すれば好釣果確実。▽那波釣具渡船店=電話079(272)1708

 ■カセ■串本・和歌山

 マダイが天秤ズボ釣りで40〜60センチ2〜5尾見込める。アジでアオリイカのキロアップが1〜3ハイ。運がよければ呑ませ釣りでヒラメも期待充分。▽大裕丸=電話0735(65)0603

 ■波止■南港・大阪

 チヌ・ハネともに好調。チヌは宇部波止で35〜50センチが2〜5尾程度(イガイやパイプムシ)。エビ撒き釣り、フカセ釣り(オキアミ)でも同様の釣果。ハネもエビ撒き釣りで40〜55センチが1〜5尾。▽丸高渡船=電話06(6613)1075

 ■バス■琵琶湖・滋賀

 確実に上向き。連日50センチ台後半が出ている。ロクマルは時間の問題。近江大橋付近やプリンスホテル沖など実績場がおすすめ。▽小林貸船釣具店=電話077(522)6347

 (大阪日日APG 川崎禎昭)