大森均の釣れ釣れ草

長崎県対馬のジギング なんと8人で141尾!

2017年5月15日
圧巻! 魚市場のようなすさまじい釣果

 ゴールデンウイーク直前、北朝鮮の不穏なニュースが頻繁に報道された瞬間にも私のような釣り人は、「磯釣りの最中に核爆弾が飛んできたら逃げようがないなぁ」など、常人とは違う発想に及んでしまう。

 そこで釣友の川田岳志さんの顔が浮かんだ。彼は4月30日、5月1、2日の3日間は10年来続けて通っている対馬のなじみの船宿に自動的に、かつ永久に予約を入れている。「毎年恒例の対馬ですか? ミサイル気を付けてください(笑)」とラインを送った。

▽死ぬまで続ける

 川田さんの目的はジギングでブリやヒラマサを狙うことだ。近年、流行のジギングはジグと呼ばれる鉛でできたルアーを、海に沈めては巻き上げ、また沈めては巻き上げと、ひたすらしゃくって魚を誘いながら釣る釣り方をいう。ヒラマサ・カンパチ・ブリ・シイラ・カツオ・マグロ・サバ・タイ・ヒラメなど多種多様の魚種が狙えるので、周年何らかの対象魚に恵まれファンを退屈させない。

 流行しているということは面白いに違いないが、不安定なボートの中で、踏ん張りながらしゃくっては沈めて巻く動作を繰り返すことになるのだから相当の体力がいる。しかし、定年直後の川田さんは死ぬまで続けるつもりのようだ。

▽12・3キロのヒラマサも

 次に返信があった2日後、「魚送りますから住所をラインに入れておいてください」とのこと。どうも釣れたらしい。

 「1日目は、波が高く出られませんでしたが、2日目が釣れたんです。豆酘崎の沖と呼ばれる水深70〜80メートルのポイントで釣りました。私は、持病(笑)の船酔いで半分しか釣れていませんが、それでも70〜80センチのブリとヒラマサを5尾仕留めました。8人全員の釣果96尾。10年あまり通っていますが、一日の釣果としては過去最高です。なかでも、ジギングを初めて5年の仲間が1メートル15センチ、12・3キロのヒラマサを釣り上げたことが今回のトピックスでした。2日目は45尾、2日間で141尾釣りました」。さらに「対馬の自然の魅力ももちろんですが、船宿の親切な対応と釣り船としての確かな技術が気に入って対馬に出かけています。来年も釣りまっせ」。

 ●問い合わせは電話0920(57)0096、「梅乃家」。

週末のイチオシ気配

 ■船(1)■湯浅・和歌山

 アイノセに出て良型アジの群れが大きくなってきた。アジ27〜38センチ20〜70尾にカツオ数尾まじる。サオ2.1メートル、天秤4本針、ハリス4号、オモリ100号。エサはアミエビ。要予約。▽なぎ丸=電話0737(62)3890

 ■船(2)■塩屋・和歌山

 塩屋から人工漁礁に出船しているイサギ狙い堅調。ここ数日24〜38センチを良い人で50尾、最低でも25〜35尾程度は釣れている。船頭仕掛けの手釣りで、クーラーひとつで出かけられる。要予約。▽谷口釣船店=電話0738(22)3662

 ■船(3)■東二見・兵庫

 お待ちかねのマダコが連休明けから釣れ出した。マダコ0.3〜2.0キロが10パイ程度期待できる。別船でガシラ18〜30センチ50尾が連日の竿頭。要予約。▽西海丸=電話078(942)6480

 ■磯(1)■初島・和歌山

 アイゴ良型堅調。30〜35センチが5〜10尾期待できる。エサはオキアミ。他にチヌ、グレ、サンバソウ、ウマズラハギまじる。エサ盗り多いときは、酒カスで。▽松林渡船=電話0737(83)3000

 ■磯(2)■新鹿・三重

 ようやくグレの気配が出てきた。特に、和歌山、徳島に比べて三重の各磯が良さそう。熊野、紀伊長島、錦なども40センチオーバーが出ている。今週は、台風前の気配から、新鹿を推奨。40センチオーバー期待できる。▽岩本渡船=電話0597(86)0159

 ■波止(1)■西宮ケーソン・兵庫

 ハネは、尼崎、鳴尾浜、甲子園浜、西宮浜あたりが好調。武庫川一文字で40〜65センチ4〜8尾、大阪北港で40〜65センチ3〜7尾、西宮ケーソンでも同様の釣果が続いている。▽フィッシングMAX武庫川店=電話06(6411)4848

 ■波止(2)■武庫川尻一文字・兵庫

 シラサエビを使ったズボの探り釣りでガシラ堅調。15〜20センチ10〜20尾確実。他にエビ撒き釣りでハネ45〜60センチ2〜5尾。▽武庫川渡船=電話06(6430)6519

 (大阪日日APG 川崎禎昭)