大森均の釣れ釣れ草

第34回2018シマノ・ジャパンカップ磯釣り選手権全国大会  

2018年11月23日

友松選手が6年ぶり3度目の王座奪還!

優勝した友松選手の竿(さお)絞り
左から準優勝の竹石選手、優勝の友松選手、3位の田中選手

 「第34回シマノ・ジャパンカップ磯釣り選手権全国大会」が11月17と18の両日、長崎県五島福江島で開催された。今大会出場選手は、昨年度本大会上位のシード選手3人と、全国で行われた地区予選大会およびセミファイナル大会から勝ち上がった17人、そしてインストラクター選抜戦からの勝ち上がり4選手の総勢24人。名手たちが、2日間にわたって熱い戦いを繰り広げた。

▽実力者と激突

 ジャパンカップ全国大会がグレシーズンの開幕と言われる下五島一帯の磯では、まだこの時期は高水温でコッパグレが多い。現地の釣友からの情報も、開催地である福江島の東側では、「今年はグレの魚影が濃いが水温高く、コッパをかわすのが難しい」との情報が寄せられていた。この状況のなか、去年から普段の釣りに近い感覚で競技を楽しもうと、寸法制限なしの7匹の総重量を競う新ルールを導入している。

 予選5試合でディフェンディングチャンピオンの田中修司選手、優勝2回の平和卓也選手、全国大会常連出場で優勝1回の藤原実浩選手など、実力者と激突しながら勝ち進んだ友松信彦選手(神奈川)と、勝ちポイントで4人並んだ中から重量差で決勝へ勝ち抜けた竹石航太選手(神奈川)の神奈川勢対決となった。

▽ギャラリー沸く

 注目の決勝戦は、両選手がサザエ島の「平瀬」で激突。友松選手はこの大会を2度制している実力者。対して竹石選手は全国大会出場5度目の名手。

 前半戦はまず、釣り座の優先権を得た友松選手が足の裏サイズを取り込んだ。次の1尾は竹石選手が掛けた。40センチ超の良型を慎重なやりとりでキープしたが、その直後から2尾目、3尾目、4尾目と着々と友松選手が数を伸ばして抜き去ったように見えた。

 しかし前半終了間際、再び竹石選手が大型を掛けギャラリーも大いに沸いた。後半戦に突入すると、開始1投目から友松選手がヒット。沖の潮が速すぎると読み切った友松選手は、近場の潮目を丁寧に探って30センチクラスを立て続けに探り当て7尾のリミットメークを達成した。対する竹石選手は手前に当て、さらには湧き上がる複雑な潮を攻略できずに苦戦。大型魚2尾を含む3尾のまま試合終了を告げるホーンが潮騒をかき消した。

 検量の結果は友松選手が3983グラム、竹石選手が2688グラムとなり、友松選手が2012年の優勝以来6年ぶりにウイニングロードを駆け上がり、3度目の栄冠を手にした。

 (情報および写真提供はシマノ)

週末のイチオシ気配

 ■船(1)■泉佐野・大阪

 タチウオ潮回り関係なしに釣れている。大阪湾全域で好釣果出た。同魚70〜110センチ20〜30尾。タチウオテンヤ40号。要予約。▽海新丸=電話0724(69)2332

 ■船(2)■田辺・和歌山

 田辺沖に出船している深海釣りでキンメダイ堅調。連日、10〜15尾と安定した釣果続く。貸道具ありクーラー一つでOK!要予約。▽海凰丸=電話090(6242)8507

 ■船(3)■東二見・兵庫

 二見沖で秋マダコ狙える。20日、0.3〜2.0キロ20パイ。別船のタチウオは、70〜115センチ20〜30尾。要予約。▽名田屋乗合船=電話078(912)7211

 ■船(4)■石鏡・三重

 今年はヒラメ多い。20日、午後便で同魚40〜50センチ6尾。他にハマチ、メジロ、サワラが取り混ぜて1〜3尾。要予約。▽三幸丸=電話0599(32)5604

 ■磯■熊野・三重

 水温20度切る寸前でグレ気配濃厚。スズコ、銚子、吉八、マブリカなどでグレ30〜40センチ2〜5尾。そろそろ良型の一発がありそう。▽まるせい丸=電話0597(89)3011

 ■筏■堂ノ浦・徳島

 チヌ絶好調。18日、湾口のカセで親子連れが同魚22〜33センチ103尾。サビキ仕掛けで釣ったアジやイワシを泳がせてハマチ45〜50センチ1〜3尾。▽斎藤渡船=電話088(688)0453

 ■ボート■紀伊長島・三重

 タチウオ爆釣。20日、手こぎボートで出てタチウオ29尾、カマス32尾。船外機付きボートもあり。要予約。▽石倉渡船=電話0597(47)0712

 ■投げ■妻鹿・姫路

 7番ケーソン側投げ釣りでカレイ25〜30センチ1〜3尾。投点は30メートル前後。他にガシラ15〜20センチ1〜5尾、キス16〜24センチが3〜5尾交じる。▽日の出渡船=電話0792(46)3030

 (大阪日日APG 松田勝也)