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| 「おいしいものを通して生産者と消費者をつなぐ活動をしたい」と話す片桐さん |
実際に足を運んで納得したものしか販売しないというこだわり食材だけを取りそろえる“食のセレクトショップ”「デミ姐屋」(北区本庄西1の6の25)を運営する片桐知子さん(55)。常にアンテナを張り巡らせ、全国のおいしいものを求めている。
十数年前からイベントプロデュースなどを行う会社を立ち上げ、仕事をこなしてきた片桐さんが同店を立ち上げたのは、2008年11月。かねての夢だった出店のタイミングとチャンスが巡ってきた。「今こそやるべきとき」と決心し、まずはウェブショップとしての運営を始めた。
しかし、インターネット上では伝わりにくい魅力やこだわりを直接伝えたいと、昨年6月に対面販売を始めた。「本物を求め、それを一人でも多くの人に紹介することが私の楽しみなんです」。
一見するとイベントプロモーションとは全く違う職種だが、「発信したい人の思いをたくさんの人に伝えるという点では一緒」と片桐さん。商品は生産者と直接話し、安全性などを納得した上で契約し、直接仕入れる。
仕入れ値は生産者が付けたいと思う値段に設定。お互いが納得する取引をすることで、生産者がよりよいものを作るための支援にもつながっている。「生産者さんあっての食材。人柄に触れることで“この人が作ったものならおいしいに違いない”という安心を買っている」(片桐さん)。
また、利用者からのリクエストなども積極的に取り入れる。中には入手しにくいものも多々あるが、そこから新たな商品や生産者との出会いが生まれてくる。
さらに、「福招きどら焼き」「みかんまるごと大福」(ともに189円)など生産者から仕入れた食材で商品の企画なども行っている。
今後は食に関する資格取得を目指すという片桐さん。店舗では生産者と消費者が直接交流できる機会を増やすためのイベントを増やしたいと考えている。27日には初めて交流会を実施。地域の人々が集まるようなコミュニティーの核となりたいと考えている。
「お客さんに喜んでもらえることが一番うれしい。おいしいものを取り扱っているのでぜひ足を運んで」
「デミ姐屋」の問い合わせは電話06(6374)5976へ。










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