2018 トップの決意

 2018年が幕を開けた。大阪、日本、そして世界を変えようと、企業・団体の代表者らが動きだしている。「トップの決意」を随時紹介する。

「不易流行」の精神をもって

公益社団法人日本調理師連合会会長(大阪市北区)
森口 冨士夫さん
2018年1月25日

 日本調理師連合会は1952年に発足し、以来日本調理師連合会監修の季刊誌「味感」を発行するなど日本の料理界の重鎮がこれまで組織づくりを行ってきた。「公益」という法人格を持つ団体として今後も情報公開をはじめ、堂々とした組織づくりを構築していきたい。

 日本国内、なかでも大阪へのインバウンド(訪日外国人客)は好調だが、和食がユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の無形文化遺産(2013年)に登録され、私どもに対する期待が増し、その重責も大きくなっていることを痛感している。「医食同源」にかなう料理として日本料理が世界的に注目される中、その真価を再認識し、広く伝えていく。

 2020年の東京五輪・パラリンピック、25年の大阪への万博誘致など大きな潮流を今後も続けさらに発展させるためには、まず第一に若い人を伸ばさなければいけない。隠れた人材はまだたくさんいる。若い人は今まさに「躍動」から「躍進」、そして「まい進」してもらいたい。

 「流水は腐らず」ということわざがあるように行動することが大切だ。今後も守るべき伝統を守りながら、時流に応じて変えるべきものは変える「不易流行」の精神をもって、日本料理を進化させていかなければいけない。

 今年の春季総会は4月8日に上本町のシェラトン都ホテル(上本町)で全国の会員が参加して開催されるが、総会では食を通して日本を元気にすることを会員全員で確認したいと思っている。



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