2018 トップの決意

 2018年が幕を開けた。大阪、日本、そして世界を変えようと、企業・団体の代表者らが動きだしている。「トップの決意」を随時紹介する。

予防医療の充実に貢献

ファミリーイナダ社長 (大阪市淀川区)
稲田 二千武さん
2018年1月29日

 1962年の創業以来、マッサージチェアを「日本が生んだ文化的健康製品」と位置付け、「一家に1台」の普及を目指してきた。その実現のためには、魅力的な製品を世に送り出すことが必要だが、「いよいよ一家に1台の時代がやってきた」と手応えを感じている。

 原動力になっているのが、昨年発売のルピナスシリーズ。世界初のシステムを二つも盛り込んでおり「画期的な機種」と喜ばれている。

 その一つは人工知能(AI)の搭載だ。筋肉の形や大きさ、その時のこりに合わせて人工メカが最適な治療をしていくというものだ。もう一つの「世界初」の取り組みは「通信ネットワーク」の搭載だ。

 AIと通信を融合させることで、利用者個々の健康チェックを瞬時に行うことができるシステムで、利用者がウェアラブルデバイス(体に身に着けることができるコンピューター機器)を腕に巻いていれば常時、脈拍、血圧、消費カロリーなどが計測される。「イナダMEDICAL AIクラウド」を通じて専門医師らのアドバイス情報を瞬時に入手できるシステムだ。

 家族の健康管理の面から大きな成果が期待されており、日本の医療費が年間40兆円といわれる中、国の予防医療充実の取り組みにも貢献できると考えている。



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