2018 トップの決意

 2018年が幕を開けた。大阪、日本、そして世界を変えようと、企業・団体の代表者らが動きだしている。「トップの決意」を随時紹介する。

西方へのエリア拡大に意欲

税理士法人FIA役員(大阪市淀川区)
中嶋 盛さん
2018年2月2日

 1994年創業の税理士法人FIAは歯科、医科のクライアントを中心に拡大した。特に歯科医院については約350件の顧問実績があり、西日本でナンバーワンになっている。現在のクライアントは関西エリアが中心だが、今後は山陽、四国エリアの一般企業も視野に入れて西方へ徐々に広げていきたい。私自身が最も取り組む案件は相続税対策だ。不動産に比べて、現金預金や有価証券の金融資産を保有する「キャッシュリッチ」が歯科、医科の方々に多い。キャッシュリッチの場合は相続税が多額になりがちなため、クライアントの要望に対応したアドバイスをしている。

 歯科、医科の世界は後継者不足も問題視されている。クリニックの規模では顕著だ。昔は息子が後継ぎになったが、その息子が一般企業に勤務するなど自分の道を探すケースが増えているように思う。このため、FIAは事業承継の問題解決に向けてスケールメリットを発揮していく。

 私は名刺の裏に「愛嬌(あいきょう)」の言葉を書いている。人に愛される人間になる意味だ。優秀な経営者には愛嬌があるため、人々が集まり、大きな事業を展開している。

 出光興産の創業者をモデルにした百田尚樹著『海賊とよばれた男』は、男らしい物語だ。幕末の坂本竜馬を描いた司馬遼太郎著『竜馬がゆく』は何度読んでもおもしろい。私もこういう人間になりたいと思う。

 FIAはまだ成長段階だ。スタッフ数は税理士・公認会計士19人を含めて66人だが、先々は100人の規模に広げるつもりだ。そのためにもクライアントを増やさなければいけない。今年も仕事に全身全霊でぶち当たっていこうと決めている。今年の決意を漢字で表すと「熱」。熱く生きていきたい。