大阪24区予算拝見

 大阪市24区の各区が予算を通して取り組む独自の事業を随時紹介していく。

住吉区 放置自転車対策

2016年4月4日

 路面シートにメッセージ

放置自転車解消の路面シートを貼り付ける小学生

 「自転車を歩道に止めないで」「やめよう放置自転車」。住吉区内の小学生が路面シートに寄せたメッセージだ。歩道に貼り付けた路面シートは、放置自転車の解消に向けた2015年度事業の一環。16年度も「放置自転車対策」(1107万4千円)として引き続き取り組む。

 住吉区内の駅数は市内24区最多の19駅ある。このうち自転車の放置が顕著な地下鉄あびこ駅周辺で撤去作業を強化した結果、放置台数は減少したが、逆に、JR長居駅周辺は今年2月の調査で平日の放置台数が前年同期比66・8%増を記録した。

 このため、住吉区役所は児童のメッセージを通して放置しにくい環境作りを進める方針。関係者は「人情が働いて路面シートの上に止めなくなる」と効果を期待している。

 吉田康人区長は「自転車が雑多に止まっていると、その地域に行きたいと思わない」と話し、景観面からも放置自転車対策に注力する意向だ。