大阪24区予算拝見

 大阪市24区の各区が予算を通して取り組む独自の事業を随時紹介していく。

福島区 下福島公園「のだふじ」再整備事業

2016年4月7日

見応えあるスポットに

再整備する下福島公園の藤棚

 「のだふじ」の区の花としての知名度は上がり、開花時期には区外からも多くの人が訪れる。しかし、目を見張るような目玉スポットがない。そこで、福島4丁目の下福島公園内の藤棚を再整備し、メインスポットを創ろうと予算200万9千円を計上。区内在住女性からの寄付金を活用して実施する。

 本年度は来年度に再整備工事を実施するための基本計画策定と実施設計を行う。同公園東側には足利義詮や豊臣秀吉が藤の鑑賞に訪れたとされる「藤邸の庭」が復元され、藤棚も設置されている。主に短尺藤が開花するが、咲かない棚もあり迫力に欠ける。

 限られた予算でいかに見応えを創出するか。区内有志の「のだふじの会」のメンバーの意見も取り入れながら考えていく。区役所企画総務課(まち魅力推進)の鶴田久美課長代理は「今ある棚を活用し、長尺のふじに植え替える。100平方メートルもあれば見応えのあるスポットになるのでは」と話す。

 来年夏に整備し秋冬に植え付けた場合、見応えのある藤棚が完成するまで3、4年かかるという。

 にぎわいのあるまちづくりと同じで、再整備も時間と根気が必要だ。