大阪24区予算拝見

 大阪市24区の各区が予算を通して取り組む独自の事業を随時紹介していく。

東淀川区 こんにちは赤ちゃん訪問事業 地域の結びつき強化へ

2016年4月10日
区内にある子育てサロン。親子連れが気軽に訪れ、交流できる

 子育て支援に力を入れる東淀川区は、乳児のいる家庭を地域ボランティアが訪問する「こんにちは赤ちゃん訪問事業」(予算149万4千円)をスタートする。地域の結びつきを強め、養育者の孤立化を防ぐ狙いだ。

 対象は生後6カ月までの子どものいる区内の家庭。年度前半に児童委員を中心とした地域ボランティアを30〜40人育成し、今秋から同意を得た家庭の訪問を始める。

 地域ボランティアは不安や悩みを聞いて地域に密着した情報を提供したり、支援が必要であれば区などにつないだりする。専門的な子育ての相談に対応する大阪市の保健師や助産師による「妊産婦・新生児等の訪問指導」と合わせて、相乗効果を図る。

 区内21カ所には地域住民やNPO団体が主体となって開設する「子育てサロン」がある。地域によって利用者数に差はあるが、いかに活用してもらうかは共通の課題だ。

 保健福祉課子育て企画の福田浩担当課長は「家庭での子育てが困難な時に、地域がどれだけかかわれるかが重要になってくる」と話している。