大阪24区予算拝見

 大阪市24区の各区が予算を通して取り組む独自の事業を随時紹介していく。

城東区 子育てするなら城東区 住民主導へ第一歩

2016年4月16日
絵本を使った親子向けイベントの様子(城東区提供)

 大阪市東部の住宅地である城東区は、各小学校区16カ所の子育てサロンや絵本カフェの開設など子育て支援の充実を図ってきた。「『子育てするなら城東区』推進事業」(615万3千円)では、それら事業の継続とともに、子育てに関連した企画立案や情報発信の仕方などのワークショップを開催。支援を「受ける」だけにとどまらず、当事者自らが主体的に動く土壌をつくり、「子育てするなら−」の機運を高める。

 市営地下鉄4線、JRと京阪各線が区内を通る利便性の高さから、近年は大型マンションの建設が相次ぐ。子育て世帯を呼び寄せ、出生率と小学校の児童増加率は市の平均を上回る。

 そこで、子育ての当事者や各関係機関との話し合いの場を発足。日々の暮らしの中で、「あったらいいな」や「何かしたいけど、どうしたらいいかわからない」といった漠然とした希望をワークショップを通じて形にしていく。

 「行政は助手席、運転席には住民に座ってもらいたい。当事者のエンパワメントを図っていきたい」と区保健福祉課の担当者。行政主導から住民主導のまちづくりへ、第一歩を踏み出す。