大阪24区予算拝見

 大阪市24区の各区が予算を通して取り組む独自の事業を随時紹介していく。

鶴見区 コミュニティーソーシャルワーカー配置

2016年4月18日

住民主体の地域福祉

区内で展開している地域有償ボランティア

 鶴見区は、各地域で実施している福祉活動や有償によるボランティア派遣制度を集約した。相互連携を図るとともに、専門的な知識を持つコミュニティーソーシャルワーカー(CSW)を新たに配置して住民主体の地域福祉ネットワークの活性化を推進する。予算は2999万7千円。

 同区では、2014年6月から住民同士が有償で助け合う「まちの支え合い活動(通称あいまち)」を実施。料金を支払うことで、部屋の掃除や庭の草むしりなど暮らしの中の困りごとを気兼ねなく依頼できる仕組み。会員数は年々増加し、今年1月末現在で183人に上る。

 また昨年4月からは、区内12地域にそれぞれの課題を拾い上げて関係先につなぐ地域福祉コーディネーター(通称つなげ隊)を配置した。

 本年度はこの2事業を軸として新たなマンパワーの発掘と育成に着手。CSWは月1回の定例会などでつなげ隊と連携し、福祉課題の解決に取り組む。

 区保健福祉課の嶋原等課長は「広報、周知に力を入れ、地域全体で情報を共有し、解決する体制を構築したい」と話している。