大阪24区予算拝見

 大阪市24区がそれぞれ力を入れて取り組む新年度事業を順次紹介する。

浪速区 仲間づくり・助け合い事業

2017年4月4日

得意分野でひと仕事

ひとしごと館の会員とスタッフ(NPO法人「Co.to.hana」提供)

 人の入れ替わりが激しく、近所付き合いが少なくなる地域でどう助け合うか−。浪速区敷津西1丁目の「ひとしごと館」を拠点に、地域のマンパワーと福祉のニーズをマッチングさせながら仲間づくりを進める「仲間づくり・助け合い事業」(695万8千円)に取り組む。

 換気扇や水回りの掃除、ペットの散歩代行など日常生活の「ちょっとした困りごと」を、利用会員となって相談すれば、同施設に登録している活動会員の「とくい」で対応する仕組み。1時間程度の家事代行なら千円ほどで利用できる。同じ思いを持った人同士がつながる機会をつくり、地域との交流を図る「仲間づくり活動」も行っている。

 「責任感を持ってもらい、気兼ねをなくす」(同区保健福祉課)ために有償ボランティアの仕組みを構築したが、同事業の最終年度を迎え、運営するNPO法人「Co.to.hana」(大阪市住之江区)の藤野宏美コミュニティーデザイナーは「少し稼げる『小商い』へ」と事業を進化させる考えだ。