大阪24区予算拝見

 大阪市24区がそれぞれ力を入れて取り組む新年度事業を順次紹介する。

福島区 のだふじ再整備事業

2017年4月21日

名所であすイベント

下福島公園ののだふじ(2015年、福島区役所提供)

 区民から寄せられた寄付金を活用し、区の花「のだふじ」の名所、下福島公園の魅力を高める「のだふじ再整備事業」に2805万6千円を計上した。区企画総務課は「下福島公園をはじめ区内に点在する藤を見てほしい」と期待する。

 江戸時代に「吉野の桜」「高雄の紅葉」と並ぶ三大名所と称された「野田の藤」。区内には学校や社寺を含めて63カ所171の藤棚があり、最大規模の同公園では62本が毎年あでやかに花を咲かせる。近年、開花状況を問う声も多いという。

 同公園では区民有志でつくる「のだふじの会」が世話をしてきたが、設置して40年以上の一部の藤棚が老朽化していた。本年度は幅4メートル、長さ70メートルに連続した棚を新設する予定で、落葉後の秋から整備に取り掛かる。

 区によると、今年は開花が遅く、26日以降に見頃を迎えそう。五分咲きを見込む22日には、豊臣秀吉も見物したという故事にちなんだ茶席やキャンドルアート、路上コンサートなどが行われる。