大阪24区予算拝見

 大阪市24区がそれぞれ力を入れて取り組む新年度事業を順次紹介する。

西区 訪問型病児保育(共済型)推進事業

2017年4月28日

子育て世代の支えに

自宅訪問で病児保育にあたるスタッフ(認定NPO法人ノーベル提供)

 子育て世代が急増する中、「訪問型病児保育(共済型)推進事業」(569万7千円)に重点的に取り組む。

 子育てと就労の両立を支援しようと2015年12月から継続で実施。児童が発熱などの病気の際、仕事を持つ保護者の代わりに保育者が自宅を訪問して一時的に保育するシステムで、対象は生後6カ月〜小学6年。

 施設型の病児保育では定員などに制約があるが、同事業では認定NPO法人ノーベル(中央区)に委託し、当日午前8時までの予約で100%対応する。時間は平日午前8時〜午後8時で事前の会員登録(月額3千円)と、訪問前にかかりつけ医の受診が必要。毎月1回の保育料は無料(無料枠は同5時半まで)だが、2回目以降は1時間千円となる。自宅でのケアは児童の負担も少なく、メールで保護者への経過報告もあり「安心感がある」と好評を得ている。

 事業開始から今年3月末までの登録は約70人(延べ利用日数181日)で、同区子育て支援担当の谷本徳子課長は「さらに認知度を高めて利用促進を図りたい」と話している。