大阪24区予算拝見

 大阪市24区がそれぞれ力を入れて取り組む新年度事業を順次紹介する。

北区 学習活動支援事業

2017年5月1日

児童ら能や落語体験

昨年まで、北区民センターと大淀コミュニティーセンターの2会場で合同実施されていた芸術鑑賞会。今年は各校で行われる(北区役所提供)

 学習活動支援事業として、小中学校の文化芸術体験事業と中学校の部活動支援事業を行う。文化芸術体験は、北区にゆかりのある能や落語の体験を通じて地元への愛着心を育む。事業費は1130万5千円。

 内容が画一的になりがちな芸術鑑賞授業を今年から一新。9年間の義務教育期間で多様な芸術文化を体験する機会を提供する。

 小学1〜4年生は「多様な表現に触れる」をテーマに、音楽▽言葉(演劇)▽海外の文化(舞踊など)▽日本の文化−の4ジャンルを1年ごとに実施。今年は「楽器の音色に触れる」と題し、プロの音楽隊が各小学校に出向く。

 5年生は能楽、6年生と中学1年生は、小中連携も兼ねて合同で上方落語を体験する。中学2、3年生は舞台芸術の体験として、吹奏楽と舞台を毎年交互に実施する。

 北区役所地域課の井阪悟教育担当課長代理は「子どもの頃の芸術体験は大人になった時に生かされる。地域ゆかりの文化を知ってもらい、地域を大切に思うことにつながれば」と期待する。

 部活動支援では、これまでの吹奏楽部などの文化系クラブに対しての専門家による特別指導を継続しつつ、本年度はバレーボールはVプレミアリーグのJTマーベラス、バスケットボールはBリーグの大阪エヴェッサが特別指導を行う。