大阪24区予算拝見

 大阪市24区がそれぞれ力を入れて取り組む新年度事業を順次紹介する。

平野区 みんな食堂ネットワーク拠点事業

2017年5月2日

こども食堂“進化形”

地域で運営されている「こども食堂」(平野区役所提供)

 子どもたちが地域の人と食事ができる「こども食堂」を、高齢者らも含めた世代間交流の場「みんな食堂」と位置付けて平野区内に定着させていく「みんな食堂ネットワーク拠点事業」(933万1千円)に取り組む。区政のキーワードに掲げる「出会い・触れ合い・支え合い」を押し進める考えだ。

 平野区は、人口が24区のうち最多で、要介護認定や児童扶養手当の件数も最も多い。区の発展に向けて重視しているのが「多世代交流」だ。

 そこで注目したのが「こども食堂」。区の調べでは、区内で定期実施しているのは4カ所で、随時に開いたり、今後開設を検討しているのは8カ所以上あるという。その拠点をさまざまな世代が利用する「みんな食堂」として発信することにした。

 事業では、居場所の開設や運営の相談支援を展開。さらに相互連携を促し、運営団体のネットワークを構築する。

 区政策推進課の丸山哲生係長は「子どもたちの生きる力を育み、地域コミュニティーの広がりを促していきたい」と意欲を示している。

(おわり)