大阪24区予算拝見

 大阪市の24区には、約271万人が暮らしている。2018年度の各区の予算を拝見し、特徴ある一押しの事業を紹介する。

西区 コミュニティー育成事業

2018年5月12日

人口増加の課題解決へ

マンション内で行われている子育て相談(西区役所提供)

 急激な人口増加に伴う課題解決に向けた「コミュニティー育成事業」に946万円を充てた。住みよさから近年はマンション建設が相次ぎ、子育て世代の流入が続くなど、区の人口は4月現在で約9万9千人にまで増えた。

 都市の活力がアップする一方、区では防犯防災、福祉、環境美化などに不可欠なコミュニティー基盤の弱体化が顕著になりつつある現状を受け、町会活動への参加を促す広報チラシなどを作成し、コミュニティーの必要性を訴える。

 また日頃から地域を支えている関係団体との協働による区民まつりなど新旧区民の交流を提供し、さらなる地域活性化に取り組む。同区の岸本孝之区長は「基盤強化は待ったなしの状況。積極的に働き掛けて意識の醸成を図りたい」と話す。

 関連した「マンションコミュニティーづくりにおける子育て支援事業」(44万円)では職員がマンションに出向き、地域住民と協力してマンション住民の子育て相談や情報提供などを行い、地域活動につなげる支援に務めている。