大阪24区予算拝見

 大阪市の24区には、約271万人が暮らしている。2018年度の各区の予算を拝見し、特徴ある一押しの事業を紹介する。

東住吉区 子どもの居場所ネットワーク事業

2018年5月17日

多世代で“第3の場”を

多世代の交流の場にもなっている”居場所“(東田辺地域活動協議会提供)

 地域住民や団体による「子どもの居場所」の活動をサポートし、ネットワークを形成することで、“地域で子育て”する機運の醸成を狙う。事業費は286万円。

 食事会や学習支援、余暇スペースとして存在感を増す「子どもの居場所」。学校と家庭とは違う“第3の場”は、子どもだけではなく多世代交流の場としても機能している。

 事業では、ネットワークサポーター1人を区役所内に配置。また、生活支援や子育て、教育など担当課を越えてチームを組む。現時点で区内6カ所を個別サポートし、団体同士の横のつながりを作ることで、情報交換や区との連携を図る。

 居場所事業は善意で成り立っている部分が多く、お互いの距離感をどう保つのかが課題だが、官と民が風通しの良い関係を築くことで、課題が抽出された際にスムーズに支援に回れることを期待する。

 区子育て支援担当課は「地域の中に居場所があり、日常の中で子どもを育てる町づくりができたら」と話す。