大阪24区予算拝見

 大阪市の24区には、約271万人が暮らしている。2018年度の各区の予算を拝見し、特徴ある一押しの事業を紹介する。

平野区 交流拠点「みんな食堂」を啓発

2018年5月18日

世代超えたつながりを

区内の「みんな食堂」の様子(平野区役所提供)

 子どもたちを中心に多世代交流ができる拠点「みんな食堂」の情報発信に注力する。多くの区民が場所や仕組みについて理解を深められるようにし、必要としている層の利用の促進を目指す。予算額は895万円。

 みんな食堂は、原則、民間団体がボランティアで運営。地域住民であれば、無料や定額の参加費で誰でも食事ができる。区は、2017年度から関係者らと連携し、実施拠点のネットワーク化を図ってきた。

 子どもたちが、経済的な理由や家庭環境に左右されず、住みなれた地域で健やかに育まれるため、居場所や世代を超えたつながりづくりの運営をサポートするのが狙い。18年2月現在で区内に11カ所あり、検討や準備段階が4カ所ある。

 本年度は区民に情報の浸透を図るため、区の広報紙やイベントの活用を検討していく。区政策推進課の担当者は「地域コミュニティー力が強化されていけば」と意欲を示している。