浅野秀弥の未来創案

【安倍と維新に決別を】

2018年3月29日

魔法の青い鳥はいない

 私のSNSの友だちリストには、政治的に右から左まで幅広い方々と政治無関心派もいる。私はそれが健全な状態で、良いことだと思っている。私自身がぶれずにあらゆる局面で予断を抱かずに考え、「良いものは良い、悪いものは悪い」とはっきり主張する事が大切だと感じて居る。SNS自体は自由闊達(かったつ)に幅広い意見交換がしたい。自身の思想に凝り固まった人の声高な左右の極論や、金銭的な欲望が裏にあっての誹謗(ひぼう)中傷、嘘詭弁(うそきべん)や差別的言動が平気ではびこる日本社会の現状にうんざりしている。

 地域社会はもちろん日本国や世界の国々で未来を夢見ることができる社会を創造したい。しかし現実はトランプの米国、プーチンのロシア、習近平の中国と、独裁的な一国主義の台頭が角突き合わせて緊張状態を増幅しているのが現状だ。

 今の日本を悪くしているのは、実質経済成長が弱いのに官製相場高騰を演出してアベノミクスと言い換え、わが国最大の国難である少子高齢化への根本的な対策を棚上げ先送りし、小手先でごまかし続けている安倍政治そのものだ。この政権の罪深い点は、例えば森友問題一つにしても口では「丁寧な説明を行う」と言いながら、反省も是正もせず官僚に平気で責任をなすりつける内閣人事局による菅官房長官の行政支配体質だ。政権維持のためには、地元・大阪の地方議員の意向など無視して菅官房長官と右翼体質の維新の会が裏で手を組んでいるから始末に悪い。

 大阪政界では、都構想さえ実現すれば何でも解決するかのような夢を抱かせる維新政治の欺瞞(ぎまん)性に自民や共産の幅広い勢力が気付き、中央政界とのねじれをはねのけ共に闘っている。国政も大阪の地方行政も、結局は公明=創価学会が与党ボケして、総理や首長の顔色ばかり見ているから、有権者からとっくにレッドカードを出されている政権がゾンビのように生き残り暗躍徘徊(はいかい)する。

 これらすべてがリセットできたら、私はもう政治とは関わらない。友として信頼できる政治家と、分かり合える友達とで軽口を言いながら楽しくSNSを続けていきたい。

 5年間のご愛読ありがとうございました。

(おわり)
 あさの・ひでや(フリーマーケット=FM=社社長、関西学生発イノベーション創出協議会=KSIA=理事長)1954年大阪市生まれ。わが国のFM創始者で日本FM協会理事長。関西経済同友会幹事。数々の博覧会等イベントプロデュースを手掛ける。