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あっという間に6月も後半、いよいよ暑くなってきましたね。
さて、つい先日、小惑星探査機「はやぶさ」が無事に地球に帰還しました。約60億キロ、7年間に及ぶ宇宙の旅を終えて帰還したはやぶさ。地球から約3億キロ離れた小惑星イトカワに着陸して、そのデータを地球に持ち帰ったわけですが、月以外の天体に着陸した探査機が地球に戻るのは世界初の快挙。「日本の技術って凄(すご)い!」と、あらためて思った出来事でした。
ところでこの瞬間、テレビでは放送されなかったものの、ツイッターやユーストリームなど、インターネット上では画像や動画がタイムリーに配信され、多くの人がリアルタイムで感動を味わいました。帰還直後に配信された、はやぶさの光跡は、本当に美しいものでした。「情報発信の仕方も、受け取り方も、大きく変わった」と、実感した出来事でもありました。
LineWork(s)では、身近な森の木を使った住まいづくりを通じて、いろんな工務店や木材関連の仕事に携わる方々とのお付き合いがありますが、最近では情報発信の仕方についてご相談を受け、実際にそのお手伝いをさせていただく機会が増えました。
ふと思うと、住まいづくりも、それに使う木を育てるのも、まさに技術の結晶です。住まいづくりに使う木は、ほっておいて育ったわけではなく、何十年、何百年もの間、森の中で、まっすぐに、まん丸に育つよう、高い技術によってはぐくまれてきたものです。育てられた木を伐採するにも、無駄なく柱や梁(はり)に製材するにも、とても高い技術が必要です。もちろん、木を住まいへとしっかり組み上げるためには、大工さんの高い技術が必要不可欠です。
ただ…その技術も、人に伝わって初めてその価値が評価され、誰かの役に立てるというもの。知ってもらわなくては始まらないのです。
これまで「伝える」ことがとても苦手だった技術ある人たちも、積極的な情報発信を始めようとしています。ホームページ(HP)はもちろんですが、ブログやツイッターをフルに活用し、お客さんの支持を集めている人がたくさんいます。リアルタイムで自分のしていることを、職人さんの手仕事を、また森での伐採現場や製材の様子などを発信されています。
これらの情報は、これまでほとんど、一般の方々の目に触れるものではありませんでした。でも、必要とされている情報だからこそ、そこに人が集まり、新たな関係づくりが始まるのです。
「理解してもらえないなぁ」と悩んでいる工務店さんも多いと思いますが、それはただ、求めている人へ情報がうまく届いていないだけかもしれません。一緒に、「伝える」ことを、始めてみませんか?
また、一生に一度の住まいづくりを考えている方は、テレビや新聞などから与えられる情報をただ受け取るだけでなく、自ら情報を積極的に探しにいってみてください。新しいツールをうまく活用し、いろんな視点からの情報をリアルタイムでキャッチして、自分にぴったりのものを判断していくことが、良い住まいづくりにつながるように思います。
(おきなか・れいこ 大阪府豊中市)










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