
今回は、活動テーマ「デジタルデバイド(情報格差)の解消」に大きく貢献してくれる、あるツールについてお話しします。
2007年1月、「iPhone」という携帯電話が発売されました。当時、私は「ガラケー(日本で開発された、ごく一般的な携帯電話)」を持っていて、周りにもiPhoneを持っている人は少なかったのですが、持つ人は皆「こんなに楽しい携帯電話はほかに無い!」と口をそろえるのです。10年以上、携帯電話会社を変えていなかった私はとても悩んだのですが、実際に使ってみれば、それは小さな悩みだったと思うほどの楽しさが、このiPhoneにはあったのです。
iPhoneと普通の携帯電話との違いは、25万種類以上もある「アプリ」と呼ばれるソフトを使うことで、文章作成や表計算、動画再生、ゲームなど、自分の好きな機能を携帯電話に取り入れられること。遊びにもビジネスや日常生活にも活躍する、これまでとは全く異なった携帯電話なのです。
そんなiPhoneをさらに発展させたのが、今年5月に発売された「iPad」。iPadは、簡単にいうと「タッチパネル式のパソコン」で、キーボードではなく直接画面に触れて操作し、iPhoneの機能を同じように使うことができます。『革命的で魔法のようなデバイス』がキャッチフレーズのiPadですが、まさに「魔法の商品だ」と思いました。
iPadでできることはパソコンと変わりませんが、B5サイズの液晶画面を手で持ち、「指で直接タッチする」というタッチパネル独特の「感覚による操作」は、パソコンにはない新鮮な体験です。うちの3歳の子どもも、すでにiPadでいろいろなゲームを操作して遊んでいますが、その姿を見る度に驚かされます。
「iPhone」と「iPad」。これらは、今後の生活を変えるツールといえますが、「パソコンが苦手でも簡単に操作できる」ことがまさに、私が考えていた情報格差の解消に役立つものでした。
そこで、「iPadを使って情報格差を無くしたい!」、そんな思いの同志3人で結成したのが、「iPad普及推進チーム」。実際にiPadに触れていただけるように、まずは10台のiPadを購入するところから始め、現在はビジネスセミナーや、団塊世代の方々へのレクチャー、活用方法のコンサルティングなど、iPadを通じた新しいライフスタイルのご提案をしています。
さらに、情報弱者である老人や障がいのある方々にも広めたいと、老人ホームや障がい者施設などで、iPadを使用したレクリエーションイベントなどのボランティア活動をしているのですが、的確に操作しiPadを楽しまれている姿に、こちらまでうれしくなってしまいます。
これからの情報社会、特に自分の両親、つまり団塊世代以上の方々には、情報を上手に生かして豊かなセカンドライフを送ってほしいと思います。老人ホームや障がい者施設などでのレクレーションにiPadを取り入れてみたいという方は、お気軽にお問い合わせください。
自分たちにできることは小さいですが、みんなが少しずつ力を合わせれば、大きな波になると信じています。百聞は一見にしかず、まずはiPadに触れてみてください。
(じょうたに・あつし 大阪市北区)










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