澪標 ―みおつくし―

必須微量栄養素は46個のチーム戦

中野真由美
細胞矯正士・健康管理士・カウンセラー・
(株)ゴッドワールドエンターテインメント所属タレント 
2018年6月8日

 こんにちは。前回のコラムで「体は食べ物と水と酸素でできる」という話を書きました。今回は栄養素について書こうと思います。

 人の体は約60兆個の細胞が24時間年中無休で働いてくれて、私たちの健康を維持しています。その細胞の1個1個が必要とする代表的なものが、5大栄養素と言われるもので、脂肪、炭水化物、タンパク質、ビタミン、ミネラルの5種類です。最近では食物繊維の重要性もわかってきました。

 このうち必須微量栄養素と呼ばれるものは、ビタミン18種類、ミネラル20種類、必須アミノ酸8種類で合計すると46種類になります。

 この46個の必須微量栄養素は、毎日食べ物から摂取しないと体内では合成できません。前日摂取したものは翌日まで体内に貯蔵できないので、余分な栄養素は排せつされてしまいます。このため46種類を毎日摂取する必要があります。

 そしてこの46種類の必須微量栄養素は、常にチームで働くため46個全て整ってはじめて正常な代謝が行われ、そのどれか一つの栄養素が不足すると、一番不足した栄養素に合わせてしか、他の45種類の必須微量栄養素も働かない仕組みになっています。不足状態が続くと体は体調不良という警告を鳴らし始めます。

 そして46個の必須微量栄養素のどれか一つがゼロになると、突然死ということにつながります。例えば46粒の真珠のネックレスの1粒がちぎれたら、ネックレスはバラバラになり使えなくなるのと同じです。

 そう思うと、毎朝普通に目が覚めることも本当に奇跡のようなありがたいことだと私は思うのです。

 30代までの私は、おなかがいっぱいになれば力が出ると思っていましたが、食べ方を間違えると自ら病気を作ってしまいます。それを生活習慣病と言います。

 私が過去に作った生活習慣病は、うつ病。そして薬を使うことなく改善したのもこの栄養素の知識を得たからです。

 いまは、食品の長期保存や見た目を良くする目的などで、食品添加物が多く使われています。一つ一つのものに関しては添加物の基準値は守られているとしても、複数の種類のものを食べたとしたら、一回の食事で一体何種類の食品添加物を食べることになるのでしょう。ちなみに日本人の年間の食品添加物摂取量は、平均5キロともいわれています。

 加工食品を控える、無農薬野菜、無添加の食品などを意識して選ぶなど、普段の食事を見直すだけで5キロの健康ダイエットができるかもしれませんね。

 こういった科学的なものは、本来の野菜や果物から微量栄養素を奪ってしまいます。また、これらは自然の食べ物のようにすんなり体外に排せつされず体内に残留し、次世代を生む方の体に悪影響をもたらし不妊の原因の一つにもなるのです。

 スーパーで手に取った食品の裏の表示を意識して見てみると、実にたくさんの食品添加物が含まれています。選ぶ側が知識と知恵を持ち安全な食品を選択する事が大切だと思います。

 (なかの・まゆみ、大阪市淀川区)