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澪標 ―みおつくし―





 

ロボット・ファン.net主宰、ライター
三月 兎
2008/05/16

ロボット・ファンを増やしたい

 大阪で年二回のバトル二足歩行ロボット大会が開催されている。日本橋にあるロボットフォースの岩気裕司氏が主宰する「ロボファイト」だ。十七、十八日には、大阪産業創造館(中央区)で「ロボファイト7」が開催される。見学無料。間近で二足歩行ロボットのバトルを見ることができる=写真。

 岩気氏は「ホビーロボットのすそ野を広げるために、誰でも気軽に参加できるイベントを作ろう」と考え、市販キットを組み立てただけのロボットが参加できる「ロボファイト」を始めた。

 二〇〇五年四月に練習交流会を行った時、参加者は十人だった。それが今では関西だけではなく、関東や九州からも約百体の二足歩行ロボットが集まるイベントに育った。ロボファイトがきっかけでロボットを始めて、ROBO−ONE大会で優勝したのが、前回紹介したマルファミリーだ。ほかにも全国大会上位クラスのメンバーが大勢いる。

 関西のロボットユーザーは、ロボファイトのおかげで層が広がり、レベルも格段にアップした。以前は三十代の男性が中心だったが、最近は高校生や大学生、女性の参加も増えてきた。中には、お父さんが組み立てたロボットを幼稚園の子どもが操縦したり、おじいさんとお孫さんのペアもいる。その男性は、ロボットを作って大会に出るようになったら、「おじいちゃん、すっごいなぁ!」と孫に尊敬されるようになったとうれしそうだった。

 イベント会場では、みんな年齢に関係なく和気あいあいと楽しくやっている。ホビーロボットのユーザーはフレンドリーな人が多い。ロボットの加工や技術の情報交換をする中で、仲間意識が芽生えていくのだろう。ロボット・ファンのサークルなのだ。

 当日、会場には協賛企業各社がブースを出してロボットの実演を行っている。ブースで「澪標を読みました」と申し出てもらえれば、二足歩行ロボットを体験操縦できる。ロボットの面白さは、実際に動くロボットを目の前で見て、自分で操縦してみなくては分からない。

 ぜひ会場に足を運び、ロボットたちの熱くてユーモラスな戦いに大きな声援を送り、自分自身でロボットを体験してほしい。会場でお会いしましょう。

 ロボット・ファン.netのホームページアドレスは次の通り。
http://www.robot-fan.net/
 (さんがつ・うさぎ 兵庫県伊丹市)

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