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(C)SHIMOKOSHI HARUKI/PRESSSEVEN |
一足早い春の風がスタジオに舞い込む。その風が屈託のない笑顔とスラリと伸びた脚に絡む。
3歳から始めたクラシックバレエがモデルへとつながる。二重跳びも逆上がりもできず運動が苦手だったが「ステージは得意で、なぜかうまく踊れた」。
大学2年の時に出た服飾サークルのショーでモデルへの道を決心する。「人前で歩く気持ち良さに、これを仕事にできたら」と卒業後、就職せずにモデル事務所に入った。
厳しい世界。「楽天家のわたしには向いてないのでは」と悩んだ時に、「ショー見た。よかったよ」って声をかけてくれた人がいた。それで力をもらった。家族、友人、事務所に支えられ、毎日の忙しさにも感謝できるようになった。
「また見たい、また会いたいと思ってもらえるモデルになりたい」。そして「ショーは大好き。でもスチールの仕事も増やしていきたい。バレエが生かせるなら最高です」
今年のテーマは隙を作ること。「隙がないとよく言われるので」。鈴のような笑い声がスタジオに響いた。
(ヘアメーク 増谷祐佳)
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