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| 協会は定期的にオーガナイザー育成の講座を開いている |
現代の日本には大量に物と情報があふれ、住空間も物で埋め尽くされている。家の中が片付かず、本来は豊かな暮らしを送るために集めた物たちが、逆に住まいを無秩序に支配し、安らぎの空間を損なってしまっていることに気付いていない人も、多いのではないだろうか。オーガナイザー協会は、現代人に「リバウンドしない整理術」「整理をすることでスッキリ生きる方法」を伝授する専門家を育てる団体だ。
なぜいま、“整理整頓”なのか−。古市伸子理事長は「家をきれいにすると落ち着き、家の仕事もはかどる。必要なもの、不必要なものがはっきりし、自分にとって何が必要かを考えて買い物をするようになるので、余計な物も増えない」と効能を説明する。
世の中には便利な物が増えたが、最新の商品やブランド品を買いそろえることが、豊かな暮らしにつながるという考え方は幻想だ。結局、家の中に物がいっぱいになり、片付けてもしばらくすると元に戻る“リバウンド現象”が起きる。古市理事長は「片付けること自体は簡単。同じことが起きないようにするには“意識改革”が必要」と指摘する。
同協会で整理整頓の技術を学び、試験に合格すれば、「インテリア・オーガナイザー」に認定される。オーガナイザーは、単に物を処分したり、収納のノウハウを人に教えるだけでなく、人それぞれのライフスタイルに合わせて暮らしの在り方を見直した上で、“意識改革”を促し、整理整頓を成功させるスペシャリストだ。
まずは自己分析をして「自分はどんな生活を目標としているか」をはっきりさせる。目標と現実のギャップを認識させるためだ。これで必要な物、そうでない物を区別できるようになる。それから動線に合わせたスペースの確保や使用頻度に合わせた生活用品の配置に気を遣いながら部屋の中を整理するといった具合だ。
同協会では、これらの技術を習得する講座を定期的に開催。オーガナイザーの1級、2級の認定試験も行っている。これまでに13人が1級の試験に合格。このうち4人は、オーガナイザーを本業として活躍している。
今後について、古市理事長は「より多くの人にオーガナイザーの考えを広めたい。人に喜ばれてお金をもらう仕事。自分の生活も豊かになる」と話す。現在は大阪だけに限られているセミナーを、ほかの地域でも開催できるよう、多くの人にオーガナイザーに興味を持ってもらい、指導者を全国に広めていく“夢”も持っている。










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