大阪発 癒やしの温泉巡り

「池田温泉」 岐阜県池田町

2016年11月5日

純重曹で肌つるつる

純重曹のお湯にファンが多い池田温泉(新館)

 西美濃地域で評判の名湯といわれる「池田温泉」は「肌がしっとりつるつるすべすべ」が特長だ。庭園風呂の風情がある露天湯につかっていると、浮世のうさも癒やされる。

 池田町直営の施設は1996年に開業した本館と、すぐ近くの新館(2003年開業)に分かれている。本館、新館の計4カ所の風呂場は個性的で、1週間ごとの男女交代制。泉質はアルカリ性単純温泉だが、つるつる感を醸し出す重曹(炭酸水素ナトリウム)以外の成分はほとんど含んでいない。全国でも珍しい純重曹の温泉として年間50万人余りが訪れる人気ぶりだ。

 本館の「花霞の湯」につかってみた。タイル張り円形露天風呂、子どもたちが楽しめる小さな滑り台付きの風呂、湯温26度の源泉風呂などがある。本館のもう一つの風呂は「寝覚めの湯」で、自然石造り。新館は「ふれあいの湯」と「やすらぎの湯」。また、「ふくしの湯」(予約制)があり、1日6組が付き添い同伴で利用でき、家族限定の貸し切りも可能だ。

 本館の食事処「上田屋」は宴会もできる。新館の食事処「湯の華」は、豊富なメニューの惣菜コーナーが楽しい。温泉に併設された「道の駅池田温泉」では、地元の新鮮野菜、特産品などを販売する。

 池田町は、室町時代からのお茶の歴史があり、四季それぞれに花の見どころも多い。古戦場で有名な関ケ原町も近く、池田温泉は観光ルートの一つのポイントにもなっている。

 (日本旅のペンクラブ会員 井上年央)

【所在地】岐阜県揖斐郡池田町片山
【電 話】本館0585(45)1126、新館0585(45)0261
【定休日】本館は毎週月曜、新館は毎週水曜。(いずれも祝日のときは翌日)
【宿泊料金】1泊2食で約1万円〜。
【日帰り入浴】午前10時〜午後10時(受け付けは同9時半まで)。大人500円、3歳以上〜小学生300円。
【部屋数】5室、計12人。別に宴会場もある。
【交 通】
・名神高速道路の養老JC経由、東海環状自動車道の大垣西ICから約15分。
・JR東海道本線の大垣駅から養老鉄道に乗り換え、池野駅から無料送迎あり。