大阪発 癒やしの温泉巡り

和歌山県・加太淡嶋温泉 「休暇村紀州加太」(下)

2017年11月4日

四季折々の絶景、海の幸

紀淡海峡をイメージして「紀淡」と名付けられた温泉内風呂

 「休暇村紀州加太(かだ)」の一番の魅力は、紀淡海峡の高台から海や島々の関西でも有数の絶景を得られること。二つ目の魅力は、温泉浴場が素晴らしいこと。「天空の湯」と称される温泉は、男女日替わりで入れる紀淡海峡をイメージした「紀淡」と和歌山城をイメージした「天守」の各内風呂、そして湯船に漬かると、紀淡海峡と湯面が一体となる絶景露天風呂がある。

 泉質はナトリウム−炭酸水素塩・塩化物温泉で、低張性弱アルカリ性(PH値8・0)の肌がツルツルになる美人の湯だ。三つ目の魅力は、新設のさくら館と旧館深山館の合計72の客室は、全てオーシャンビュー。客室の目の前に広がるのは四季ごと、時間ごとに表情が刻々と変わる紀淡海峡の絶景だ。

 四つ目の魅力は、地元中心の新鮮な海の幸をメインとする数々の料理をおいしく味わえること。夕食は、春の桜鯛(ダイ)、夏のハモ、秋の伊勢海老(エビ)、冬のクエなど四季の海の幸を素材とする会席料理をオーシャンダイニング「紀伊の国」で気持ちよく味わうことができる。また朝食は、約30種のバラエティーに富んだバイキング料理が並ぶ。

 五つ目の魅力は、「加太の町歩き」「朝のお散歩会」などの地元の自然や産物、文化、人にふれることができる各種の「ふれあいプログラム」が用意されていること。このほかにも周辺にみさき公園、加太海水浴場、加太港での海釣り、和歌山マリーナシティ、和歌山城など家族やグループで楽しめる見どころも多い。義本英也総支配人は、「雰囲気抜群のリゾートで、料金も含めてお客さまと距離の近い心からのサービスをさらに提供していきたい。そして若い人たちにもぜひたくさん訪れてもらいたい」と自信を持って話す。

 大阪市内から電車でも車でも1時間半ほどで行くことができるアクセスのよさで、感動的な心の癒やしを与えてくれるこの休暇村にぜひ一度は訪ねてほしい。

 (大川哲次・温泉学会副会長、弁護士)

【所在地】和歌山市深山483
【電 話】073(459)0321
【宿泊料金】加太小町コース(和室10畳、2人1室)1万1600円から、紀州三昧コース(プレミアム和洋室)2万5千円まで各種プランあり(税込み・入湯税別)
【日帰り入浴】営業時間は正午〜午後3時50分(最終受け付け午後3時)
【入浴料金】大人1200円、小人600円、昼食付入浴は3千円以上の会席昼食付で入浴料プラス千円
【交 通】
・南海なんば駅→和歌山市駅(南海本線で約1時間)→加太駅(南海加太線で約25分)→宿(宿の送迎バス約10分)
・阪和自動車道泉南IC→国道26号線→県道65号線→宿(車で約40分)