月刊オリックス・バファローズ通信

走攻守そろった3年目 宗 佑磨内野手

2017年1月29日

まずは1軍で初安打 レギュラー取りへ大事な年

「レギュラーを取るためにチャレンジしていきたい」と話す宗選手
ファーム戦で打席に立つ宗選手=2016年9月、神戸市須磨区の神戸総合運動公園サブ球場

 3年目のホープ、宗佑磨選手。ドラフト2位で入団し、走攻守そろった内野手として、球団やファンの期待も高まる。目下1軍定着に向けて奮闘する20歳に手応えと今後の抱負を聞いた。

■昇格が経験に

 −昨季終了後は台湾のウインターリーグで修業した。収穫は。

 オフ期間に投手の球を他の人より見られたので、実戦感覚を例年より長く体感できたのかなと。オフになかなか投手の生きた球を見ることはないので。

 −昨季は2年目で1軍昇格も経験した。

 1軍に行ったということでの手応えは実感してないですね。2軍で手応えを感じている部分はあったんですが、1軍ではその効果が発揮できなかった。失敗ばかりでしたが、失敗は悪い事じゃないし、一つの良い経験になった。3年目に生かしたいですね。

 −3三振もあった。

 そうですね。3三振に1送球エラー。初回に三振したその裏に失策が出た。メンタル面もそうだし、甘くないなと感じました。まだまだ1軍の雰囲気を味わえてなかったし、これまでその雰囲気をイメージしてプレーできていなかった。精いっぱいやったが、まだ1軍レベルじゃなかった。

■定着への課題

 −1軍定着に向けて今後の課題は。

 1軍では150キロ近い球をほとんどの投手が投げてくる。その速さに対応できなかった。バンデンハーク(ソフトバンク)の球はバットに当たらなかったし、初めての体験でした。福良監督からもタイミングをゆっくりとって、ボールを長く見るのが速い球、変化球を打つこつだと教わった。僕は遅い始動で体の反応で打つタイプだが、速い球に付いていけなかったのが現実。そこはチャレンジしていきたいですね。

 −球団やファンの期待をどう感じているか。

 高卒でドラフト2位、背番号1桁というのも球団の期待の表れだと思っています。その期待をプレッシャーと捉えるのではなく、やるべきことをすべてやる。それに対して結果が付いてくると思っています。

 −今季の目標は。

 高い目標よりも、少しずつ目標を達成していきたい。まずは1軍での初安打。そこから自分の立ち位置を確立していきたいですね。レギュラーで出たいと心の底から思っている。遊撃には、安達(了一)さんという壁はありますが、実力でレギュラーを取るためには3年目が大事になってくる。

■自信付ける

 −休日はどう過ごしているか。

 のんびり屋なんで、音楽を聴いたり、ゆっくりするのが好きですね。クリス・ブラウンやニーヨ、マイケル・ジャクソンも好き。浸透させようとしてるんですが、チーム内にこういう音楽を聴く人がいない(笑)。

 −プレーの売りは。

 もともと足の速い選手だと思っているので、守備範囲もそうだし、打ってから二塁へ行くまでの速さも見てほしいですね。

 −ファンに向けて一言お願いします。

 1、2年目は途中にけがで時間を置いてから復帰することが多かったので、今年は春のキャンプをみんなと同じように乗り越え、レギュラーとして実績を上げられるようにまずファームで頑張る。自信を付けて1軍に上がり、結果を残したいです。

 宗佑磨(むね・ゆうま) 1996年6月7日生まれ。181センチ、78キロ。右投左打。内野手。東京都出身、横浜隼人高。2014年ドラフト2位でオリックスに入団、背番号6。50メートル走は5秒8。1軍出場3試合、4打数無安打。