相羽秋夫のお笑い食べまくり

東京落語「養生」

2018年6月3日

秘伝スパイス、薬膳味

京の野菜薬膳カレー

 病気が全快した男、妻と一緒に医師の所にお礼に来る。「もう何を食べてもよい」と言われた。「酒と女はどうですか?」と質問する。「少しならいいです」と聞き、男は「でも、全て慎みます」と優等生ぶる。隣の妻「先生のお言葉通りにしたら」。ちょっぴりエロチカルな「養生」だ。

 医食同源の考えから、「すべての食材は薬膳である」とする発想で、秘伝の12種以上のスパイスを使った“薬膳※(カレー)”を提供する店「百味飲食(ひゃくみおんじき)」が、昨年5月に京都に誕生した。

 メニューは、大きく分けて「京の野菜薬膳カレー」(1200円、全て税別)と、「京の野菜キーマカレー」(1300円)の2種類がある。いずれも、旬の京野菜にこだわり、さまざまな方法で手に入れる。辛さは、前者が5段階中2〜3段階。後者は、それよりやや辛目に設定してある。

 この両方を同時に味わいたい向きには、「あいかけカレー」(800円)があるのが嬉(うれ)しい。ヘビーなカレーをお好みならば、180グラムの豚肉を揚げた「とんかつ薬膳カレー」(1200円)と「とんかつキーマカレー」(1300円)がある。全メニュー、大食漢はプラス200円、小食の人はマイナス100円で、全体の量を調整してくれる。

 さらに、トッピングも用意してあって、「温泉玉子(たまご)」「チーズ」「自家製京の野菜ピクルス」が、全て100円だ。特にピクルスは、出し汁を使用して漬け、ツンとくる食感を抑えてあるのが自慢で、岡田直子マネージャーは「ぜひ一度味わってください」と推奨する。辛さ控えめの「お子様カレー」(600円)もあるし、プラス150円のセット料金で、ドリンク類を楽しむことができる。

 “養生”をするには、この店の薬膳カレーを食べるに限る。

※は口ヘンに加と、口ヘンに厘
京都薬膳※ 「百味飲食」
京都市下京区若宮通五条上ル布屋町92の1
075(744)6148 
午前11時半〜午後2時半と同5時半〜同8時半
水曜休 夜のみ予約可