きらめきびと

舞踊の素晴らしさ後世に

日本舞踊の花柳流師範
花柳 與桂さん
2018年1月23日

 6月6日、6歳から日本舞踊を始めて芸歴60年。花柳流師範の花柳與桂さんが舞台に立つと、独特のオーラが観客席の視線を引きつける。立っているだけで絵になり、その表情、手のしぐさ、足の運びなど「これぞ日本舞踊」と拍手が湧き起こる。

 10代の頃、花柳與(あとう)氏に師事。「師匠からはよく『見て学べ』と言われました。個性を伸ばす指導法で私自身、成長させてもらいました」と振り返る。

 今も師と仰ぎ「人柄も素晴らしく尊敬しています。人間力を高めていくことが、芸の上達にも密接につながっていることを学びました」と語る。

 20代の頃から指導者としても奮闘。花扇会を主宰し、大阪国立文楽劇場などを会場にこれまで40回余りの発表会を開催しており、「弟子たちの成長が楽しみ」と笑顔を浮かべる。

 毎年のように海外公演の要請があり、アメリカ、台湾などで日本文化の象徴的存在として弟子たちと日本舞踊を披露している。

 国(文化庁)が日本の伝統文化を継承していく目的で開催する「文化庁伝統文化親子教室」にも尽力。「日本舞踊の素晴らしさを後世に伝えられるよう、できる限りの協力をしていきたい」と目を輝かせる。住之江区安立。



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