新区長 横顔拝見

 新年度を迎え大阪市24区では14人の新区長が誕生した。区の魅力や課題をどう捉え、自身の力をいかに生かして区政を運営していくのか思いを聞いた。

東住吉区 上田 正敏区長

2017年5月4日

子どもが輝くまちに

「区民の皆さんがボランティアに前向きに動いてくれるのは大きな財産」と話す上田区長

 −区の魅力は。

 閑静な住宅街で空が広い。一方で、駒川商店街は活気にあふれ、長居公園は緑もスポーツ施設も充実し、市外からも多くの人が訪れている。非常におもしろい街。また、住民の皆さんは話しやすく、ボランティアも率先して前向きに動いてくれるのは大きな財産だ。都会では人付き合いが希薄だと言われるが、東住吉では人のつながりがまだ残っていると感じる。

 −区の課題は。

 人口の流出。かつては17万人だったが、現在は12万6千人。特にファミリー層が減っている。その流出をいかに食い止めるか。そのためには住み続けたいと思う区の魅力で、中学生のニュージーランドへの語学研修などの一つ一つの積み重ねだと思う。

 −区の目指すべき姿は。

 昨年、策定した区の将来ビジョンに記した通り「子どもが輝き、みんなが幸せなまち」。ファミリー層をどうやって増やすか。みんなが楽しめるようなまちづくりをしたい。

 −趣味は。

 子育てが一段落してから、妻と二人で寺社巡りをするようになった。西国33カ所は終わり、今は西国49薬師霊場をしている。ほかは、最近はあまり行かないが、スキーも以前は山形の蔵王に行っていた。

 【プロフィル】うえだ・まさとし 大阪府立大院農学研究科修士課程修了。1985年大阪市に奉職。建設局で公園緑化や自転車対策などを担当。2014年建設局理事兼経済戦略局理事。57歳。