新区長 横顔拝見

 新年度を迎え大阪市24区では14人の新区長が誕生した。区の魅力や課題をどう捉え、自身の力をいかに生かして区政を運営していくのか思いを聞いた。

城東区 松本 勝己区長

2017年5月10日

待機児童解消に全力

住んでよかったと思えるまちづくりに向けて意欲を示す松本区長

 −区の魅力は。

 交通の利便性が高く、商業施設も充実している。川が多いのも特徴で魅力創出が進んでいる。とても住みやすいまちだ。

 −向上策は。

 区の運営方針に基づきながらさらに知恵を絞っていく。例えばより気軽に本に親しめる環境づくり。読書習慣は読解力を育み、子どもにとっては学習活動に必要な基礎になる。地域に協力を求めながら考えていく。

 −区の課題は。

 保育所の待機児童の問題だ。昨年10月の時点で城東区が市内最多。空いている公共施設をはじめ、商業施設や幼稚園との連携など、解消に向けて区を挙げて取り組む。一方で水害に弱い地形のため、防災意識の向上にも一層力を入れる。

 −区の将来像は。

 住んでよかったと思えるまちを目指す。区内で生まれ育った人が、自分の子どもも育てていくような循環を生み出していきたい。そのためには安全安心への対策はもちろん、緑が豊かなまちづくりなども必要だ。

 −自身の性格や持ち味をどう生かすか。

 外見からまじめに見られがちだが、いちびりなところもある。柔軟な発想と合わせて気付いたところからどんどん改善していきたい。

 【プロフィル】まつもと・かつみ 1986年から大阪市職員。市教委の人事担当課長やゆとりとみどり振興局大阪マラソン担当部長、こども青少年局子育て支援部長、市教委生涯学習部長兼市立中央図書館長を歴任。大阪市都島区在住。53歳。