新区長 横顔拝見

 新年度を迎え大阪市24区では14人の新区長が誕生した。区の魅力や課題をどう捉え、自身の力をいかに生かして区政を運営していくのか思いを聞いた。

淀川区 山本 正広区長

2017年5月12日

区役所内に保育所を

子育てしやすい区を掲げる山本区長

 −区の魅力は。

 規模が大きく、活気がある。昔ながらの街並み、大規模マンション、ものづくりと多様性のあるまち。皆さん明るい。

 −区の課題をどう捉えているのか。

 待機児童、人口流入が多い。就学前に転出する世帯があり、教育、子育て支援は課題。単身者が多く、地域コミュニティーが根付かない面もあるが、住民自ら積極的にコミュニティーづくりに取り組む地域が多いのは、ありがたい。

 −子育て施策は。

 待機児童対策では、受け皿の保育所増設に向けて区役所内設置を検討している。また、都市公園法改正の見通しを踏まえ、他区に先駆け公園への保育所設置を目指し、地域と連携しながら進めたい。

 −区の将来像を。

 子育てしやすい区だ。高齢者が子育てに関わるようになれば生きがいにもつながり、子育て世代も核家族ではできない交流、経験につながる。

 −区長に応募した理由は。

 旭区長をしていた際、住民が自分の時間を費やして区のために頑張る姿を見てきた。そういった区民と一緒に仕事ができる区長に就けるのは今回がラストチャンスと考えた。

 −趣味は。

 サッカーJ1のセレッソ大阪のホーム試合を観戦に行く。今は市役所ファンクラブ会長で、チームが勝てばお酒がおいしい。中国史が好きで中国旅行記やサッカー観戦記などをブログで書いている。

 【プロフィル】やまもと・まさひろ 都島区出身。1981年に大阪市に採用。2010年4月に公募制度前の旭区長、12年8月から同区副区長。市環境局事業部長、理事を経て区長に公募。鶴見区在住、58歳。